- 昭和31年
- 8月/東京都内の模型卸売業者、模型飛行機キットメーカー、部品メーカーの3業種48社が、東京都科学模型教材協同組合を設立。
- 昭和32年
- 模型飛行機大会と模型のボート大会を開催。以降、毎年開催される。
- 昭和33年
- 12月/マルサン商店から国産初のプラモデル、ノーチラス号など4点が発売される。
- 昭和34年
- 春/日本模型から自動浮沈式のプラ模型「伊号潜水鑑」が発売され、大ヒット。
※静岡模型教材協同組合が、木製模型教材セット、ゴム動力模型ヒコーキなどを中心に第1回見本市を開催。 - 昭和35年
- 11月/今井科学がキャラクタープラ模型の第1号「鉄人28号」(380円)を発売。
※田宮模型、船体だけがプラスチックのセミプラ艦船モデルの生産を開始。 - 昭和36年
- プラスチックモデルヘ新規参入の模型メーカーが続々と登場する。輸入プラキットもふえ、米国レベル社、モノグラム社ほか欧米の先進メーカーの製品が、高価格だが精巧なものとして歓迎される。
- 昭和37年
- 3月/静岡模型教材協組の第4回静岡見本市で、初めて「静岡プラスチックモデル見本市」という呼称を掲げる。11月/東京都科学模型教材協組主催の第1回全国科学模型教材見本市。東京後楽園ボウリングセンター、出品メーカー23社。
- 昭和38年
- 4月/日本プラスチックモデル工業協同組合設立。(6月、認可)組合員20社。プラスチックモデルの輸入自由化。11月/日本プラスチックモデル工業協同組合と東京都科学模型教材協同組合の共催で「プラモデルと科学模型見本市」開催。プラホビー総合見本市の開催パターンが以後、定着する。
- 昭和39年
- プラモメーカー乱立で競合激化し、一部に脱落メーカーが出る。プラモメーカーと模型業界関係者による視察団が渡米。モデルカーレーシングに着目。
- 昭和40年
- 6月/全日本モデルカーレーシング協会設立。夏から年末ヘスロットレーシングモデルカーの大プームが高潮に達する。0月/第5回全日本プラスチックモデルショー(東京・銀座松屋)で初めて一般公開方式をとり、6日間の会期で入場者が5万人を超える。レーシングカーに人気集中
- 昭和41年
- 4月/撤廃運動の成果がようやく実って玩具人形・模型に対する物品税(5千円以上のものに10%の小売課税)が廃止される。※この年、日本模型、今井科学など数社からポストレーシングカーを狙ってラジオコントロールカー発売される。
- 昭和42年
- 今井科学のサンダーバードシリーズプラ模型出揃い、「2号」を中心にサンダーバードブームヘ。5月/日本プラスチックモデル工業協同組合の"プラモキャラパンショー"。大阪、静岡、広島、名古屋で巡回見本市を開催。
- 昭和43年
- ※田宮の1/12スケール「ホンダF・1」日本模型のミュージックシリーズ好評。
※模型ユーザー向け模型専門誌「月刊モデルアート」創刊。日本ミニチュアカーグラプ編集の「ミニチュアカー」創刊。
※全日本模型協議会がユーザー対象の統一行事として、5月5日を「模型の日」に制定。 - 昭和44年
- 5月5日/第1回「模型の日」キャンべーン実施。 会国の模型販売店に呼びかけ、競技大会や作品コンクールを開催。 月刊「ホビージャパン」創刊。
- 昭和45年
- 5月/第2回「模型の日」行事、全国百力所で活発に行われる。
※グンゼ産業レベル、長谷川製作所、モデルアート共催の第1回「プラプレーンコンテスト」開催。以後、毎年1回10年間実施。 - 昭和46年
- 静岡4社(青島、田宮、長谷川、フジミ)共同開発による"ウォーターラインシリーズ"発売開始。
- 昭和47年
- 田宮の1/35「MMシリーズ」展開により、情景モデル作りが浸透してくる。
※JEMモデルショーオオサカ始まる。以後毎年1回、エンジン模型イベントとして定着。 - 昭和48年
- 田宮のほかフジミ、長谷川、バンダイ等各社から情景モデル用ミリタリーモデルが続々と発売される。
※後半、石油ショックで資材、高騰つづく。 - 昭和49年
- 石油ショックによる諸物価値上がりで模型の値上げ続き、市況混乱、低迷。12月/日本モデルガン製造協同組合設立。
- 昭和50年
- ※日本模型、東京マルイの1/24国産スポーツカー、レーシングカーの人気高まる。
※永い間業界関係者の間で、くすぷり続けて来たプラモデルの商標権は、日本プラスチックモデル工業協同組合が所有、管理運営することになり円満解決。 - 昭和51年
- マプチのRC用パワーシステム、三和、双葉のミニプロポ、田宮の1/12RCボルシェが出揃い、電動RCカー新時代幕明け。
- 昭和52年
- スーパーカーブーム絶好調。ランポルギーニカウンタック、超ヒット。
- 昭和53年
- 4月/第7回JEMモデルショー・オオサカの成約高、電動RCカー人気で前年度の10倍増の成約高となる。 11月/日本Nゲージ鉄道模型工業会結成(加盟7社)
- 昭和54年
- ※電動RCカー、各社競合激化、乱戦 ※54年 流通促進協議会、東京、名古屋、大阪3地区の模型のコミュニケーションネットワークが出来上る。
- 昭和55年
- プラモ工業協組、第20回見本市を記念し製販三層の協力でユーザー向け統一催事「夏休み模型まつり」を実施。 年末「クリスマス・お正月模型まつり」を実施。
- 昭和56年
- 機動戦士ガンダム、劇場用アニメ公開。 プラモデル・ガンダムブームに火がつく。
※前年につづき夏期と年末に夏休み模型まつり、クリスマス・お正月模型まつり開催 - 昭和57年
- 有井製作所、今井科学「マクロス」のプラモデル発売、ヒット。 8月/日本プラモ工業協組、塗料使用時の安全対策懇談会
- 昭和58年
- アニメモデル競合激化
- 昭和59年
- 7~8月/模型まつりの新機軸「プラモデルグランドフェア」
※タミヤ、TV番組「タミヤRCカーグランプリ」放映開始 - 昭和60年
- 1月/財団法人日本ラジコン模型安全協会、郵政省から正式認可。 11月/東京青山「こどもの城」でプラモデル模型工作教室開始。
- 昭和61年
- 静岡見本市が「静岡ホビーショー」全日本プラモ見本市が「全日本模型ホビーショー」と改称。エンジン、鉄道分野が協力出展。
- 昭和62年
- タミヤ、小学館、ミニ4駆ジャパンカップ開催、大盛況となる。 10月/第28回全日本模型ホビーショーRCカー、ミニ4駆人気で成約高が始めて200億円突破、233億円を記録。
- 平成元年
- RCヘリの売行き好調。ガレージキットの扱い店も増加。
- 平成2年
- 10月/第30回全日本模型ホビーショー(幕張メッセ、京都パレスプラザ)2日間一般公開。2万6千人が来場。
- 平成3年
- F・1モデル人気上昇。
- 平成4年
- 10月/晴海の全日本模型ホビーショーで、プラモデル・ラジコンフェア併催。
※模型店の客数減少傾向つづく。 - 平成5年
- 第33回 全日本模型ホビーショー(晴海国際見本市会場)
1993年10月21日~23日
入場者15,600人(一般公開日)
プラモデル工作展 こどもの城開催 10回。 - 平成6年
- 第34回 全日本模型ホビーショー(晴海国際見本市会場)
1994年10月6日~9日
入場者17,000人(一般公開日)
価格競争激化。 - 平成7年
- ミニ四駆再始動。
第35回 全日本模型ホビーショー(晴海国際見本市会場)
1995年10月10日~12日
入場者18,000人(一般公開日)
売上前年大きく上回る。 - 平成8年
- ミニ四駆好調。
第36回 全日本模型ホビーショー(静岡会場)
1996年10月17日~20日
入場者35,000人(一般公開日) - 平成9年
- ミニ四駆ブーム消失。
第37回 全日本模型ホビーショー(ビッグサイト)
1997年10月16日~19日
入場者26,000人(一般公開日) - 平成10年
- 第38回 全日本模型ホビーショー(ビッグサイト)
1998年10月8日~11日
入場者41,000人(一般公開日) - 平成11年
- 第39回 全日本模型ホビーショー(ビッグサイト)
1999年10月7日~10日
入場者30,000人(一般公開日) - 平成12年
- 第40回 全日本模型ホビーショー(幕張メッセに移る)
2000年9月21日~24日
入場者35,000人(一般公開日) - 平成13年
- 第41回 全日本模型ホビーショー(幕張メッセ)
2001年10月11日~14日
入場者25,000人(一般公開日) - 平成14年
- 第42回 全日本模型ホビーショー(幕張メッセ)
2002年10月17日~20日
入場者31,500人(一般公開日)
日本経済が低迷している中、売上高前年を上回る - 平成15年
- 第43回 全日本模型ホビーショーから東京ビッグサイトに戻る。
2003年10月9日~12日
入場者数 約27,000人(一般公開日)
売上前回を大きく上回る - 平成16年
- 第44回 全日本模型ホビーショー(東京ビッグサイト)
2004年10月2日~4日
入場者数 約27,000人
変則3日間開催 - 平成17年
- 第45回全日本模型ホビーショー(東京ビッグサイト)
2005年9月21日~24日
入場者数 約31,000人
売上高、入場者数ともに、第41回開催を上回る - 平成18年
- 第46回全日本模型ホビーショーを幕張メッセに移して開催
2006年10月19~22日
売上げは昨年をやや下回ったが、入場者数は33,100人と大幅に増加した - 平成19年
- 第47回全日本模型ホビーショー(幕張メッセ)
2007年10月11~14日
売上げ及び入場者数はいずれも昨年を上回った - 平成20年
- 第48回全日本模型ホビーショー(幕張メッセ)
2008年10月16日~19日
国産プラモデル誕生50周年にあたり記念行事を同時開催。
売上は昨年をやや下回ったが、入場者数は150%増と大幅な増加となった。 - 平成21年
- 第49回全日本模型ホビーショー(幕張メッセ)
2009年10月8日~11日
出展社は70社、売上は横這いだったが、入場者数は年々増加している。
石坂浩二氏主宰の「ろうがんず」クラブの作品を展示、好評を博する - 平成22年
- 第50回全日本模型ホビーショー(幕張メッセ)
2010年10月14日~17日
入場者数 約31,000人
売上、入場者数ともやや下回るが、現在日本を取り巻く厳しい経済環境の中で大健闘。 - 平成23年
- 第51回全日本模型ホビーショー(幕張メッセ)
2011年10月13日~16日
入場者数 約32,510人
震災後の開催であったが、前年を上回る入場者をお迎えすることができた。売上は前年をやや下回る。 - 平成24年
- 第52回全日本模型ホビーショー(幕張メッセ)
2012年10月11日~14日
入場者数 約27,300人
入場者数は前年比84%と下回るが、売上は前年比103%と増加となった。 - 平成25年
- 第53回全日本模型ホビーショー(幕張メッセ)
2013年10月11日~13日
入場者数 約32,000人
3日間開催となったが、入場者数は前年比117%と大幅に増加した。売上は前年出展社合計との比較では、110%と健闘。 - 平成26年
- 第54回全日本模型ホビーショー(東京ビッグサイト)
2014年9月26日~28日
入場者数 約38,600人
東京ビッグサイトの開催となり、入場者数は前年比121%売上は前年比176%と大健闘。 - 平成27年
- 第55回全日本模型ホビーショー(東京ビッグサイト)
2015年9月25日~27日
入場者数 約34,938人 - 平成28年
- 第56回全日本模型ホビーショー(東京ビッグサイト)
2016年9月23日~25日
入場者数 約34,898人 - 平成29年
- 第57回全日本模型ホビーショー(東京ビッグサイト)
2017年9月29日~10月1日
入場者数 約32,997人 - 平成30年
- 第58回全日本模型ホビーショー(東京ビッグサイト)
2018年9月28日~30日
入場者数 約27,681人
一般公開日の30日は、超大型台風接近にともない、16時30分閉館を1時間30分早め、15時00分閉館とした。幸いお客様、出展社とも台風の被害を回避する事が出来た。 - 令和元年
- 第59回全日本模型ホビーショー(東京ビッグサイト)
2019年9月27日~29日
入場者数 28,465人
会場内で「子供向け模型体験教室」を連日開催 - 令和2年
- 新型コロナウイルス感染拡大により、「誌上展開」「WEB展開」による全日本模型ホビーショーを開催
・B5判100頁オールカラーのホビーショー特集小冊子を配布
・ホビーショーホームページにて、一押しホビー製品合計50万円分を景品とするホビー応援キャンペーンを実施 - 令和3年
- 本年も新型コロナウイルス感染拡大により、「誌上展開」「WEB展開」による全日本模型ホビーショーを開催・ホビーショーホームページにて、一押しホビー製品合計50万円を景品とするホビーキャンペーンを実施
- 令和4年
- 第60回全日本模型ホビーショー(東京ビッグサイト)2022年9月30日(金)~10月2日(日)入場者数 14,689名新型コロナウイルス感染防止対策を行い開催
プラモデル産業の未来を日本全国のメーカーがともに支える。
「プラモデル」は日本プラモデル工業協同組合
所有の
商標登録です。

日本プラモデル
工業協同組合は、
業界の発展と次世代の
育成を
支援します。
私たちの組合は、昭和38年6月、同業者が集まって設立した全国プラモデルメーカーの団体です。その目的は組合員の相互扶助、および組合員のための共同事業を行い、経済的地位の向上をはかることとして活動発展してきました。今年で63年目を迎えております。
プラモデルは、戦後アメリカから輸入されました。それがわが国のプラモデル産業の始まりです。 当時は戦記ものが多く、特に戦艦「大和」等は代表的なものでした。その後模型飛行機、車、キャラクターと多くのものが生産され、作れば何でも売れる時代が長く続きました。
商品企画には、諸先輩の時代にマッチした商品開発努力が現在の業界の発展につながっており、私たちも先輩諸氏の意志を大事に引き継ぎ、ますますの発展を期し組合員一同、プラモデルを愛してくださるすべての方々にご満足いただける製品作りに努力をしてまいります。 皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。
- 名称
-
日本プラモデル工業協同組合
※ 「プラモデル」は日本プラモデル工業協同組合所有の商標登録です。
- 所在地
-
〒111-0041
東京都台東区元浅草3-1-8 雄幸ビル4階03-6802-7650
03-6802-7652
- 理事長
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理事長 清水 一行(株)壽屋 代表取締役社長
- 会員数
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22社(2025年7月現在)
- 設立
-
昭和38年6月
- 目的
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組合員の相互扶助、および組合員のための共同事業を行い、経済的地位の向上をはかりながら、プラモデル産業における各部門の連絡調整を通じ、わが国プラモデル産業の総合的な発展に寄与することを目的とする。
- 事業内容
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全日本模型ホビーショーの開催
理事長ご挨拶
模型ホビー業界の
未来のために
当組合は、長年にわたり主催事業である「全日本模型ホビーショー」の開催を通じて、日本のホビー市場の活性化と拡大に努めてまいりました。
プラモデルは今や、単なる趣味の枠を超え、世界中のユーザーに受け入れられ、共感を呼ぶ文化へと成長しています。技術革新や消費者ニーズの多様化が進む中、私たちは業界のさらなる発展に向けて、新たな挑戦に積極的に取り組んでまいります。
今後も、品質の向上、次世代への継承、環境への配慮といった取り組みを重視しながら、グローバル市場における競争力の強化にも注力してまいります。そして、より多くの魅力的な製品を世界へと発信していきたいと考えております。
業界全体が一丸となって未来に向けた新たな一歩を踏み出すために、皆様の変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
日本プラモデル工業協同組合
理事長清水 一行
(株式会社 壽屋 代表取締役社長)
組合企業一覧
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株式会社青島文化教材社
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株式会社インターアライド
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株式会社ウェーブ
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京商株式会社
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株式会社クラウンモデル
-
株式会社グッドスマイルカンパニー
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株式会社壽屋
-
株式会社GSIクレオス
(ミスターホビー) -
株式会社タカラトミー
-
株式会社タミヤ
-
株式会社東京マルイ
-
株式会社トミーテック
-
株式会社童友社
-
株式会社ハセガワ
-
株式会社BANDAI SPIRITS
-
株式会社ピットロード
-
有限会社ファインモールド
-
有限会社プラッツ
-
株式会社ホビージャパン
-
株式会社ホビーベース
イエローサブマリン -
株式会社マイクロエース
-
株式会社マックスファクトリー